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    Factory KI

    掘り出しもの…?

     密柑山を整理しようとしていたら、手つかずのダンボールが1個出てきました。文字通り掘り出しものです。
     特に何も書いていないので開けてみると、引っ越しのときにしまい込んだ食玩とミニカーが!もう5年以上前に買ったものです。あることもすっかり忘れてました…。
     嬉しくなって、最近買ったものも取り混ぜて棚に並べてみました。多分そんなに珍しいとか面白いものはないと思うのですが、並べてみると楽しいです。


    サンダーバードのところをアップ。



    で、一緒に箱から出てきたのがこれ。


    モデラーズのカラーデカールとメタルック、それからメーカーは分かりませんが金属メッシュに銅板です。引っ越す直前に買ってあったものを、めんどくさいのであまり考えず食玩と一緒に放り込んであったものです。
     手持ちがなくなたったらどうしようと思っていたのですが、これでしばらくはもちそうです。とりあえずよかったよかった。
     そういえばモデラーズの商品は供給されているんでしょうか?シートベルトとかライトレンズとかもろもろストックがある分はいいんですけれど。なんかWAVEが引き継いでいる部分もあるようですが、どうなっているんでしょう?

    …そうこうしているうちに、更に開けてない箱があるのを見つけました。後で開けてみよう。って、整理が全然進んでないです。いつもこんな調子です。情けない…。
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    1. 2009/02/28(土) 23:31:39|
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    5000hitでございます

     カウンタみたらさっき5000hitになってました。我が町の人口を超えております。なんせちっちゃい町なもんで(^_^;)。わけわからんブログを覗いて下さる方が延べ人数とはいえこれだけいらっしゃることに感謝であります。

     訪問者履歴をみて思ったんですが、ここに出てるのはYahoo!のアカウント持っている人だけなんでしょうか?あまり考えていなかったのでちょっと疑問です。多分そうなんでしょうけど。

     今年は毎日書き込むぞ、と思って年の初めはやってたのですが仕事が忙しくなるとなかなかそうも行きません。晩飯食べたら意識が遠のくこともしばしば(;。;)。同僚で毎日やっている人もいるので偉いもんだと思います。日記代わりの意味もあるので、もう少し頻繁に更新できればと。

     明日は同僚何人かとスキー遠足の下見にニセコアンヌプリに行ってきます。いい写真でも撮れたらアップしようと思ってます。

    1. 2009/02/28(土) 08:32:45|
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    車検だ…


     3年前の4月から乗り始めているステップワゴン、来月車検に出します。この3年で54000km程度乗りました。年間18000km平均ですが、実際には今年転勤して通勤距離が往復で20km短くなったので、乗る距離は減ってきています。

     買う時はニッサンのセレナとどちらにしようか迷ったのですが、結局2400ccがあるステップワゴンにしました。冬道が不安なので4WDにすると車重が増加してしまい、2WD並の出力重量比を要求すると2400ccにするしかない、という選択です。それほど鈍くさくなく、今のところ快調に走ってくれています。多分、2000ccにしてたならもうちょっと重さを感じる部分もあったかも知れません。

     色は本当は赤にしたかったのですが、周りから似合わないだの、年考えろだの、様々な抵抗に遭いこの色になりました。アークティックブルーパールというらしいですが、買って何ヶ月かしたらこの色の設定がなくなってしまい、いまや希少色です。ステップワゴン自体はけっこう見かけますが、2400ccでアークティックブルーパールという組み合わせは未だ出会ったことがありません。自分が買った小樽のディーラーでもこの組み合わせは1台も売ってないそうです。北海道の後志管内で見かけたらそれは多分私の車です(^_^)。

     本当はテラノからの買い換えだったので、アナクロといわれようと、エコに逆行するといわれようと、クロカン系の4WDが欲しかったですね。しかし、家族も増えて、父や母も一緒に乗せることがあるのを思うと1BOXにするのが一番適当だった、ということになります。

     まあ、それでも3年も乗ってると愛着も湧くわけで、テラノでは達成できなかったオーバー100000kmを目指してみたいと思います。
     今のところ全くのノーマルでどこもいじってません。どうせなら18インチホイール履かせて、車高も5cmくらい下げてエアロも替えて…とか思うのですが、なにせ先立つものが…。模型と違って本物はかかる金の桁が違うのでなかなか思った通りにはならんです(^_^;)。

    1. 2009/02/27(金) 20:57:10|
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    御説明ありがとう御座います

     なんとかメーカーってのが流行なんでしょうか?BlogModelersでみなさんやってるのを見て、「自分の説明書メーカー」というのをやってみました。↓↓


    いやー、当たってますね。血液型占いのバリエーションなんでしょうが、面白いもんです。ハンドルネームでもやってみました。


    おっ、微妙ですが二つ合わせると人物像が見えるような気が。私はこんなやつだったんですね。

     占いや、スピリチュアル系のものは信じないというより大嫌いですが、こんなのなら洒落が効いててよろしいかと。
    1. 2009/02/27(金) 04:54:47|
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    老眼(?)、その傾向と対策

     最近、ちょっと近くのものが見えずらいです。老眼でしょうか?もともと近視に乱視なのでものが見える範囲がだんだんと狭くなり、気分的にも悲しいものがあります。でもまだ老眼鏡はかけたくないしねぇ。
     現実問題として、模型作ったり細かい作業になると辛いものがあるので、自然と拡大(老眼ではない!)グッズが充実してきたりします。

     そこで!拡大グッズ特集!ということで紹介したいと思います。ちなみにモデルは1/48のパイロット人形です。





     定番はこれでしょうか?昔からありますね。ヘルピングハンドとかいうみたいです。最初のは壊してしまってこれが2台目です。パーツを保持できるアームがついているので、半田付けとかにもよく使います。これは安物なので、レンズを保持するリングの精度が悪くすぐ外れてしまうのが困りものです。アームにもう一段関節がついたのものもあります。そういえば最初のやつはそれでした。




     田宮のワークスタンドです。レンズが大きく明るくてとても見やすいです。歪みもほとんど気になりません。LEDが照明用につけられているのですが、あまり明るくありません。電池でも点灯するのですが、どうせならと思ってACアダプタまで買ったのにあまり役に立っていません。LEDの数を増やすか、高輝度のものに変えるといいかもしれません。






     前にも載せたことがあるのですが、ライトつきの電気スタンドです。形が普通のスタンドっぽいです。アーム型のもののほうが値段は高いですが、たぶん使い勝手はよさそうです。結構使いやすいし明るいので重宝しています。






     ヘッドルーペです。確か¥980でバーゲンしていたのを買いました。照明は豆電球です。これを買ったすぐ後に、LED式のものを同じ値段で売っていたのを見つけて、そっちにすればよかったと後悔した記憶があります。
     頭につけられるのが売りなのに、肝心のヘッドベルトがチャチです。装着感がいまひとつよくありません。ベルトにパッドをつけたりして工夫すとよくなるかもしれません。
     しかし、一番使いづらいのはこれですかね。よく見えることは見えるのですが、倍率が高いレンズでは特に周辺の歪みが大きく、ちょっと頭を動かすと船酔い状態で具合が悪くなります。跳ね上げられるので少し気をつければいいのですが、何万もする高級品ならそんなことはないかも知れません。

     結局、値段が高い順番で使いやすいです。安物買いの銭失いとはこのことでしょうか?見やすくするのには、あとはできるだけ手元を明るくすることでしょうかね。でもいずれにしても目が疲れます。非常に肩も凝る方なので姿勢も良くしなくてはいけないかなと思います…。
     
    1. 2009/02/24(火) 22:58:14|
    2. 模型
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    ちょっと思った

     早起きして仕事しようとしたら、なぜかDropboxのファイルが同期されていません。職場のPC、インターネットに接続したままのはずなのに…?多分、プロキシに使っているPCの電源を切られたんでしょう。とりあえず新規作成しなくてはいけない文書をいくつか作りました。

     学校現場は、受験に今年度のまとめと来年度の準備とこれからが一番忙しい時期になります。これが春休みから始業式にかけてずっと続くわけです。かつて、仕事しすぎて始業式に熱出して休んだことがあります。本末転倒です(T-T)。

     よく友人から、「夏冬春と休みがあっていいな、先生は。」とかいわれますが、休みじゃありません。生徒が学校に来ないだけで、当然、原則出勤です。生徒がいないんで年次休暇を取りやすいということはありますが。
     年末年始の休みは役場とか官公署と同じ。夏は7~9月で3日間の夏期休暇。あとは開校記念日でしょうか。土日が休みとはいえ、部活動の担当になるとほとんどなくなることもしばしば。自分は最近楽させてもらってますけどね。

     まあ、毎年こんなもんだと思っていますが、全国の中学校は来年度から24年度完全実施される新学習指導要領の移行措置期間(24年度に向けて準備しとけよ、ってことです)になります。この準備がけっこう大変で…。

     新学習指導要領については、小学校に英語が入るとか、中学体育で武道が必修になるとか、総合的な学習の時間が減るとか、教科の時数が増えるとか、ゆとり教育からの脱却とか…マスコミでも色々取り上げられたりしてますね。

     学習指導要領の改訂は約10年に一度行われるのですが、そのたびに学校現場では対応をします。

     学校で教育活動をするとためには、それをするに当たっての様々な「目標」、その実現のための「内容」、実施のための「時数」を計画化しなくてはなりません。これを「教育課程」といいます。

     見方を変えると、それぞれの学校の存在意義と言ってもいいものです。だからどの学校にもあります。その上で、日々の授業を行ったり行事を行ったりしているわけです。

     日本中、様々な地域に、様々な子どもたちが通う、様々な規模の学校があります。だから、一定の基準がないと、国としての教育水準は保ちがたいところがあります。

     学校いる子どもたち、その保護者の方達の立場で考えると、最低限の教育課程は、どこの学校で学んでも同じであるべきだということになります。極端な話、転校したら前の学校と全然違うことをやっていた、というのは困りますからね。

     そこで、国が定めたのが学習指導要領です。だから学習指導要領は、最初は学校で指導するべき教育課程の基準の部分を示し、あるべき姿を掲げるものだったのです。

     それが次第に拘束性(法的な面も含めて)を持つものになってきました。政治的思惑など、本来教育とは位相が違う(無関係ではない)面からの影響が大きいのだろうと思います。

     普通に考えたら、たくさんある、その成り立ちがから現状まで全く違う日本中の学校に同じ基準を当てはめることは大変無理があります。大都会の学校と僻地の学校で同じ基準での縛りをすることが果たして合理的でしょうか?

     いわゆる大綱的基準で、底の部分を明確にするものであれば良いのでしょうが、現状そうではないことも多いのです。

     今回は教育基本法が変わってから初めての改訂。文科省も気合いが入っているようで、色々な場面でそれが表れています。国の一番上のところで考えたことを全国津々浦々の学校に行き渡らせようとするわけですね。
     国の偉い人たちが考えることはけっこうロクでもないということは、今の政治の様子をみて自分も感じます。今後の年金の試算の記事が新聞に出ていましたが、国民をバカにしているのかという感じがします。今の経済政策もそうだし、これだけ国民が不安を抱いている現状では、先のことは全く見えません。

     教育政策もその中のひとつなわけですから、その現場に向けての具体化である学習指導要領も、正直、あまり良い出来ではありません(偉そうですけど)。

    ……

    で、学校中のあらゆる計画を作り直す作業が始まる(始まっていますが)わけです。



     もっと楽しく仕事ができる(忙しくても)環境にならんモンですかね。でも、仕事ができるだけ良いのかも知れません。生徒達が明るく元気なのがとっても救いになりますが。

    年度末、また熱を出しそうです…。

    1. 2009/02/24(火) 06:53:39|
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    密柑山、その傾向と対策

     今日は朝から部屋の掃除をしています。とにかく整理整頓というものとは昔から縁がないタイプなので、ふと気がつくと足の踏み場も無くなります。とても模型を作れるような環境ではなくなってしまってます。とりあえず、床に積んである本の量がひどいので一旦部屋から出しました。

     …あるわあるわ。どんだけ持ち込んでるんでしょう?模型の本にマンガ、車の本にコンピューターの本、航空雑誌に写真集、戦車の本に小説や文庫本、仕事の専門書…。とにかく雑多です。200冊ばかりホールに出したのですが、それでもまだ机の下に300冊ばかり積んであります。本棚にも同じくらいあるので、合計で約800冊。
     妻には「床が抜ける!」と脅されますが、大丈夫でしょう、多分。
     地下の書庫にはおよそ2500冊くらいはあるので、合計で3000冊強はあることになります。引っ越しのたびに捨ててきた分もあるので、全部取っていたら5000冊を超える量になっていたでしょう。

     基本的に本と模型は捨てられない人間なので、引っ越しの時は断腸の思いでした。何とか思い切って雑誌のバックナンバーを処分してきたのですが、未だに後悔の念が…。

     お次は模型。熟成中、未完、お手つき合わせて30箱。ガンダムにポルシェにフェラーリにファントムⅡにクルセイダーにサンダーバード2号にシービュー号…。全く節操がありません。これもホールに出しますが、もうあふれそうです。

     今の家を建てる時、できるだけたくさんの収納場所を作ることは絶対条件でした(と、勝手に思っていた)。でも、本だけ見ても普通に作り付けの本棚なんかに収納したらとんでもないことになりそうな量です。
     そこで考えたのが地下室にならないギリギリの高さに地面を掘り下げ、床下を全面コンクリート打ちにして収納庫を造ることでした。半地下みたいなもんです。ミサワホームの「蔵のある家」の蔵を床下にうつしたような感じです。そうやってできた、広さ8畳程度で高さが約150cmのスペースに本を平積みしてあります。

    こんなふうです。平積みのところから本を出し入れするからもうぐちゃぐちゃです。実際にはこれの4倍くらいあるわけですから、もうどうしようもない状態です。きちんと棚でも組んで並べればそれなりに美しくなるとは思うのですが、めんどくさくてねぇ。そのうちやります。
     因みに、この場所から家中の配管と配線にアクセスできるようになっているので、今はハブとルーターを設置してありますがそのうちサーバーでも置こうかなと思ってます。

     もう1カ所、我が家は一見2階建ての家なのですが、実は屋根裏がほぼ全面収納になってます。


     折りたたみ式の梯子をを昇っていくと、約30畳の空間があります。



    …密柑山の一部でございます。片付ければ5~6人は優に寝られるほどのスペースがありますが、なにせ積みが甘く、とてもムダにスペースが使われています…。

     重いものは地下、軽いものは3階と分けておいてますが、更にどうしようもないものは外の物置にあります。昔から
    「お前んとこの引っ越しは絶対手伝いたくない!!」
    と同僚からいわれてましたが、確かに自分も手伝いたくありません(^_^)。
    今後多分引っ越しはしなくてもいい(少なくとも荷物の移動はしなくていい)ので気は楽ですが。

     人がいられる空間は部屋に確保できたので、ホールに出したものをあちこちの納めなおすのと、あとは作業机の整理です。きちんと片付いたら多分モチベーションも上がって密柑山の収穫に至るのではないかと。全部は無理ですけどね。
    1. 2009/02/22(日) 23:20:04|
    2. 模型
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    100投稿…!

     気がつけば昨夜の投稿で100回目。極めて飽きっぽい性格なのによく続くもんだと自分で感心しております。

     ニュースサイトで芸人の品川庄司の品川さんが1日90回投稿!とか出てましたが、こちとら7ヶ月で100回だから2日に1回弱平均です。比べるものではないと思うのですが、よくやりますねぇ。携帯使わないと無理ですね。

     携帯からの投稿ができればそれはそれで面白いんでしょうが、携帯が対応してません(これ↓)。
    2つ前のカシオG'zOneです。携帯使い始めてから10年で3台目です。      

     スキーに行って落とすわ、土砂降りの中使ってダメになるわ、落とすわ、蹴飛ばすはわ、踏んづけるわで、普通の携帯はもう使うのをあきらめてます。
     今のG'zOneは店頭で触ってみたのですが動作がどうにもかったるくて買う気がしません。OSが悪いみたいですね。カシオはソフトバンクにも本体の提供を始めたみたいですが、そっちでもっと良いのがでたら替えてしまうかも知れません。
     ①多少重くても丈夫で防水、防塵。
     ②Bluetoothと無線LAN内蔵でデータ転送自由自在。
     ③お財布ケータイはいらない。
     ④ワンセグはいらない ラジオをつけろ。
     ⑤カメラとボイスレコーダー機能。
     ⑥バッテリーはいざとなったら乾電池も直結可能。
     ⑧筐体はアルミかマグネシウムで軟質樹脂で覆う。
     ⑨別に折りたたみでなくても良い。
     ⑩メールはできた方がいい。
     ⑪ブラウザはOpera。
     ⑫とにかく動作は軽く、通話は明瞭に。
    理想をいえばこんなのがいいなと。でも、こんなの誰もほしがらないだろうな…。
    1. 2009/02/22(日) 16:23:35|
    2. その他
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    徒然…。

     今をさかのぼること20数年前。まだ学生の頃のことである。友人に連れられて、訪ねたのが「だるま屋」という模型店であった。

     半分しかシャッターが開いていない入り口を抜けると中は薄暗い。目が慣れるまで少し時間がかかるほどだった。
     次第に見えてくると、そこには当時でさえ「何でこんなものが…?」と思わされるような品物がたくさん棚にある。その棚も店の壁一面だ。
     店の構えからは想像できないほど中は広く、こんな店があったんだ、と思わず立ちすくんだほどである。

     しかし、その模型を自分で手に取ってみることができない。

     商品の陳列棚の前には全てガラスケースがあり、陳列棚とそのガラスケースの間が回廊状になっている。声をかけて、希望の品を店主に取ってもらわないと触れることさえできないのである。

     普通の店なら適当に自分で手にとってふたを開けて中を見て品定めをするものだが、ここは違った。
     しかも、店主は気難しそうな親父。めがねの奥からじっとこっちを見ている。一渡り店の中を見回して、

    「すみません、あれ見せてもらえます?」とおそるおそる声をかけると、

    「これかい?こんなの買うの?」…商売っ気がまるでない。

     友人が、「おやじさんに気に入られないと買い物もしにくいんだよな、ここ。」と教えてくれる。

     とりあえず、ハセガワの1/72の飛行機なぞを購入し、その日は店を後にした。
     その後、なぜか分からないが自分はその店をとても気に入ってしまい、アパートから歩いて15分程度と近いこともあって、学生の間、ほぼ毎週通い続けることになる。

     毎週いくわけだから、おやじさんとも次第に話をするようになった。というより、後半は話をするのが楽しくて行くことの方が多かったようにも思う。

     見た目の取っつきにくさとは違って、打ち解けると色々な話をしてもらえた。戦後それほど経たない頃の模型飛行機ブームのこと、最近の子どもたちがプラモデルをあまり作らなくなったこと、世間の情勢、等々…。お互いとりとめもない話をけっこう長い間よくしていた。

     こちらが教育大の学生だと分かると、呼び方が「お客さん」から「先生」になった。学生だし、その頃は教師になろうとは思っていなかったので、妙にくすぐったく感じた。

     店に行くと出してくれるのがインスタントコーヒーである。レジの横でお湯を沸かしていて、その場で作って出してくれる。普通のコーヒーだがいつの間にやら出してくれるようになった。

     いろいろと模型のことも勉強させてもらった。オヤジさん自身がモデラーなのかどうかはよく考えたら聞いたことがないが、当然とはいえ、古いものから新しいものまで商品知識は豊富でなかなか面白い話を聞けた。
     店の常連さん達(自分もそれに近いものはあったが)との会話も楽しかった。オオタキの1/48サンダーボルトはキャノピーの形がちょっとおかしいとか、ハセガワ(旧マニア)の97戦のアンテナ支柱の基部がどうとか…。
     
     ある日、いつものようにコーヒーを飲みながら模型の話をしていると、小学生が店に入ってきた。たしかラジコンの何かだったと思うが、5000円以上するもの買い求めようとしていた。

     するとオヤジさんは、

    「ちゃんと親に断って買いに来てるのか?」

    「うん。」

    「でも、高いもんだからな、ほらこの紙にちゃんと親のサインをもらってこい。」
    といって、メモ用紙を渡した。小学生は紙を持って一旦家に帰っていった。

     自分は目が点になった。

    「オヤジさん、いちいちそんなことしてたら商売にならんのじゃないの?」
    「いや、先生。そうかも知れないけどね。簡単にあんなに金を使わせちゃいけないと思うんだ…。子どもってそういうモンじゃないかな?」

     こんな商売もあるんだなと思った。

     あれから20数年。オヤジさんも90歳くらいだろうか。大学卒業後、函館とは一番離れた宗谷地方に教師として赴任したので一度も訪ねていない。修学旅行の引率で函館に行った時、2度ほど店の前を通り過ぎたことはあるのだが、時間が早くてシャッターは全部閉まっていた。

     5月の連休に函館に旅行に行く予定なので、訪ねてみようと思う。店も昼近くから午後じゃないと開かないのは相変わらずのようだ。2泊するので午後からいけるだろうと思う。

     …何となく思い出したので書いてみました。

    1. 2009/02/22(日) 00:10:23|
    2. 模型
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    ライトニングF.6

     昔撮った写真をボチボチと取り込んでおります。本日はRAFミュージアムのライトニングです。

     いやー、ライトニング、いいですね。多分ジェット戦闘機の中では一番好きなような気がします。ファイターというよりインターセプターですが。

     縦配列のエンジン、主翼上の燃料タンク、ヘンな主翼…、等々見所というか突っ込みどころ満載です。上から見たら細くてカッコ良いですが、横から見たら鯉のぼり。
     つけようがなかったのか、燃料をふくらませた腹に積んでいるわけですから、かなり太めの鯉のぼりです。機首のラウンデルなんか完全に目玉ですね。でもマッハ2は出せるんですね、これが。

     バッカニア、シービクセン、TSR2、バルカン、ビクター、バリアント…ジェット時代のものでも、イギリス機っていうのは面白いやつばかりです。プリティッシュファントムなんかとてもまともな飛行機に見えてしまいます。大戦機まで含めるともうなにをかいわんや。何考えてるんでしょうか、イギリス人。





    ファイアストリークです。構造解説用のものでしょうが、先端のシーカー部はこんな感じです。



    レッドトップです。こいつはキャプティブ弾でしょうか。先端部は赤く塗ってあります。カバーかも知れません。機体に装着してあるのはシーカーが見えています(4枚下参照)。



    前脚。ピンが甘いです。



    主脚。なんせ主翼も薄いし、機首部には余裕がないので貧相なもんです。よくパンクしたらしいですが。



    主翼のキャンバーが見て取れます。



    エアインテークです。上部支柱に何かパイプが見えます。ピトー管は機首にあるのでいったい何でしょう?ここから空気が入って…





    …ここから出てきます。ノズル周りです。のぞき込むとアフターバーナー(リヒートですか?)らしきものが見えます。

     と、全体が分かる写真がない…。何考えてるんでしょうか、全く。どなたかが撮られてWeb上にあった写真をお借りします。






    うーん、やっぱり鯉のぼり?
    1. 2009/02/17(火) 21:02:08|
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