札幌市交通局 電車車輌センターに行って来ました。宿泊研修の見学先です。
他にもコカコーラとか日糧パンとか雪印とかあったんですが、引率の教師で打ち合わせをしてワタクシがこの場所の担当となりました。誰も行くって言わないので仕方なくワタクシが立候補しました。ホントニもう仕方ないなあ…( ̄▽ ̄)
札幌の市電、軌間は1,067mm、架線電圧は600Vです。車庫に工場、変電所、営業所、すべてこの電車車両センターにあります。
昨年度末からループ化されて、170円でぐるっと1周できるようになりました。
ここ何年かは「雪ミク電車」で有名??フジミのプラモにもありますよ。最新型はコレですか。
時計台のプラモもついてるようですが、それはいるのだろうか??
入り口です。…建物全景を撮り忘れてる。モデラーが撮影するとよくこうなります。細かいとこしか見ていない(^_^;
一番古い車輌はこれ。昭和24年に導入…!
除雪に使う「ささら電車」です。このささらも、回転部への取り付けも職員の方の手作業とか。形式は「雪形」。そのままだなあ。もう1種類あるのですがそれは「雪10形」と言うそうです。
一番新しいのはこちら。平成25~26年に導入のA1200形です。愛称は「ポラリス」。超低床で、車体は3分割されていて中央部は車台がない構造だそうです。
メーカーはアルナ車輌他数社(共同開発)。あちこちに同系車輌が走ってます。因みに函館の市電9600形はA1200形の中央部がない車輌が基本のようですから、兄弟みたいなモンですな。
他の電車にはエアコンがついてませんがポラリスにはついてます。その理由の1つに窓があまり開かないって言うことがあるそうです。中を見たかったのですが、丁度掃除にとりかかるところだったので見ることがデキマセンでした。残念!
この「ポラリス」という名前は募集して決めたのですが、「弾道ミサイルと同じ名前にするとは何事か」というクレームがあったそうです。…「北極星」って意味の一般的な名詞なんですけどねぇ。
他の古い車輌だと、手前の210形が昭和33年、奥の250形は昭和36年。う~ん、ワタクシよりも年上です。愛嬌のある親しみやすい顔をしてますねぇ。
「雪ミク」電車のベース車輌はこれ、3300形。昭和34年の車輌です。
全面広告の車輌たち。カラフルでイイですねぇ。さすがにこんな広告は200万円ぐらいの料金がかかるようです。あ、貸し切りが意外と安くできるのはちょっと驚きました。意味も無く借りたくなります。
整備工場でもあるので、ここでしか見られないモノも…。
車輪を削るデカい旋盤!
削りたての車輪がついた台車。
床に置かれたパンタグラフ。
とまあ、こんな感じで、個人的には1日いてもまず飽きない天国のような場所でした。
撮影に夢中のあまり、「先生、あまり近づかないでクダサイね~。」と係の方から注意されて、生徒に笑われたのはワタクシなのはいうまでもない。
引率とかじゃ無くて個人的にも行きたいなあ。見学は随時受け付けてるようですよ。
でわっ!!(`・ω・´)ゞ