日曜日、用事があって札幌へ。清田区に行ったのですが、その途中でコメダ珈琲を発見。そういえば札幌にもあったんだなあ、と思いつつ、ちょうど昼だったので何か食べようと思い入ってみました。
駐車場も店内も満員状態です。それでも1人だったので席はすぐに空いて5分と待ちませんでした。ラッキーです。何食べようかな…??有名なシロノワールかな?とか思いましたが、「カツパン」とかいうものとアイスコーヒーを頼みました。
シロノワールは飯というよりデザート的なので、こっちの方がイイかな?ということで。要するにカツサンドでしょ?とか思っていたのですが……。
なんじゃこりゃ。
カツが一枚そのまま。妙に厚みがあってどっしりとしたパンでサンドされています。カラシがちょっと効いていて、濃いめのソースの味がなかなかよろしゅうゴザイマシタ。コーヒーとも合いますね。
で、見たまんまで、コイツが質も量もかなりヘビー。おかげさまでこの日は晩飯時になってもぜんぜん腹が減らない……。
こりゃあね、普通の喫茶店の食べ物のつもりで注文したら痛い目にあいますな。そんな評判を目にしますがソノトオリでした。
……とか言いつつ、今度行ったらシロノワールを食うぞ。他にもうまそうなものがあったしね。
スポンサーサイト
- 2022/03/28(月) 23:25:20|
- 日記
-
-
| コメント:4
入試、卒業式、修了式を終えて年度末です。今年度、学校の中の仕事は進路指導担当でしたが来年度は教務です。そこそこ重要な仕事ですから、あと3年で定年退職(退職しても働くでしょうけどホントは働きたくないないない)のジジイじゃなくてもっと若い人にやらせた方がいいのにねぇ。小規模校故にそんなに頭数がないので、まあ仕方ないでしょう。できれば担任をやりたいのですが、それこそジジイがしゃしゃり出ない方がいいな、多分。
さて、卒業制作。以前投稿したように材料を作るための治具まででっちあげました。全員で力を合わせて作れるもの、ってことで、治具を使って切り出した木のブロックを貼り合わせて階段の階数表示板を作りました。
階数表示板、学校が荒れていた時期に壊されてしまっていました。それを誰かが紙と木で作って塗装、ちょっと見はプラ製に見えるようなものを作って貼ってありました。それはそれでなかなか高度な工作でしたが、なんせ20年以上も前からあるのでさすがに痛みが酷くなってました。卒業記念として新調するにはいい機会かもしれません。
縦横380mm、厚さは台座と合わせて30mm。結構な重さもあり、振り回すと凶器になりますので振り回さないように。文字の部分は最初は抜いたままにしようと思ったのですが、それじゃあオモシロクないので、色をつけた紙粘土を詰めさせました。なるべく収縮の少ない製品を使いましたが、多少の隙間は仕方がないです。これ自体取り外しできるように金具で留めてあるので、修理等はいつでも可能です。全面にサンダーかけてツルツルにしてもいいかもしれません。
卒業式の後は会場の片付けをして入学式の準備も同時に行いました。
とある学級でステージ正面の飾り付けをしたのですが、担当の先生が用事があって早退していて最後のチェックがされないまま生徒がやってしまいました……。
い、一生懸命やったんだろうことは分かるのですが、入学式にこれではちょっとマズいんでないかい…??
自分の担当でも何でもないのでお節介野郎とは思いつつ、担任に「オレがやり直すぞ、と言ってたと伝えてくれ。こっちで時間作って指導して作業させるから。」と話しました。
するとよくしたもので、「みんなならもっといいのが作れる、って先生が言ってたと伝えときました。」とのこと。なかなかうまい説得の仕方ですな。実際、どの生徒も真面目に一生懸命やってくれました。
使える時間は2時間(100分)プラス放課後40分くらいです。
材料はポリスチレンの断熱材(水色のやつ)、1820×910。どこにでもあるヤツです。なにせ時間がないので、フォントを選ばせて実物大に拡大印刷、断熱材に乗せてペンでなぞって転写、カッターでどんどん切り出しました。
塗装は普通の缶スプレーです。水性は乾燥に時間がかかるので却下。そのままだと溶かしてしまい大変なことになるので、表面をシワを寄せたアルミ箔で覆って保護します。見た目にも変化がついてちょうどよろしいですな。
臭いし体に悪いので塗装は私が請け負いました。
……ということで、完成です。「夢」の字で縦900mm弱の大きさです。年度で大掃除や後片付けがある中、140分で作った割には上出来ですね。
私 「色は青と黄色にする!」
生徒「何でですか??」
私 「見たことないか、この配色。」
生徒「あ!」
そうです。ウクライナの国旗の色です。応援の気持ちも込めて……。
後は壁へどうやって取り付けるかですが、それは春休み中に考えましょう。
う~ん、そもそもの仕事をロクにしないで、なんか工作ばかりやってるなあ。
工作する人だから工作員…??違うか(^^ゞ
- 2022/03/27(日) 23:47:56|
- 工作
-
-
| コメント:0
聞くとモヤッとする言葉が2つあります。
それは「努力は裏切らない」と「失敗するのも勉強だ」です。
これらの言葉は上手くいった、成功した人の視点から見た事実をただ言っているだけです。自分が辛い時に言われたら「はぁ?(ナニイッテンダオマエ)」って聞き返しますね、きっと。
たまたま努力が報われた人が、努力していても結果が出ないで悩んでいる人に「努力は報われる」と言ったり、たまたま失敗が勉強になったという思いのある人が、失敗したりしそうになってへこんでいる人に「失敗するのも勉強だ」と言ったりするのは大きなお世話を通り越して言葉の暴力ですな。どれだけ上から目線だよ、って話です。一見良いこと言っているようで励ましにも何もなっていません。ごく狭い個人の体験を一般化して格言みたいにしちゃあイケマセンですよ。
これらの言葉を失敗しそうになったり何かやっていて苦しい時に言う人がいたら、多分、敵と認定しても構わない人ですね。まあそこまで過激でなくとも、あまり考えないで発言する人か、単なるお節介野郎か、いずれにしても言っている相手のことを軽く見ているのは確かです。
これらの言葉、本当は自分が何かを乗り越えて、自分の中で結果はどうあれそのことに納得して、その何かが自分にとってプラスになったと思える時に、自分のなかで自分に言う言葉です。誰か他の人に言う言葉ではありません。
誰かに言うとしたら、本当はこうだと思うのです。
「努力は裏切らない。しかし味方してくれるかどうかは分からない。」
(努力しなくて良いとは言ってないし。)
「失敗するのも勉強だ。しかし失敗しなくて済むならその方が絶対にいい。」
(いや、失敗はだれでもいやでしょ??アンタ失敗したいの??)
この方がずっといいと思うんですけどねぇ。
…なんでこんなこと書いてるかって?
卒業シーズン、式辞や祝辞によく出てくるんですよ、「努力は裏切らない」と「失敗するのも勉強だ」が。独断と偏見に満ちあふれてるかもしれませんが、そんなこと式で言わないでよって思うのはワタクシだけですかね。それならそれでもいいですけど。
ホント、ヘソ曲がりですみません。
- 2022/03/20(日) 23:55:47|
- 日記
-
-
| コメント:2
さてさて。昨日で公立高校の一般入学試験も終了しました。進路進学業務担当なので一安心です。そして再来週の3月15日は卒業式。来週からは準備や練習など、普通に授業をしている時とはまた別な忙しさになります。
卒業制作として階段の踊り場に掲示する階数表示板を作ることにしたようですが、担任も生徒も製法というか作り方についてはなかなか思いつかない模様。
そこで学年の技術顧問(?)の私が条件として、
①10数人の卒業生全員で取りかかることができる。
②1人ずつが自分の責任で製作することができる。
③各々が作ったものを組み合わせて、共同製作として1つにできる。
と言うことを考えて提案しました。卒業制作ですから、一定程度の質を保って、短期間で仕上げることができ、なお且つ全員が同じくらいの作業ができるやり方が大事だと思います。
具体的には、20×20×10mmの木製のブロックを1人あたり縦横で9×9、81個を接着して一文字分のパネルを作り、それを4つ組み合わせて1つの階数表示板にするというもの。できあがりは縦横360mmになります。黒い文字の部分はブロックを抜きます。階数表示板自体は4つ必要です。下図参照。昔のエレベーターの表示風ですね。
そうすると、ブロックが大量に必要になります。実数は81×4×4、1296個。予備も考えると1300ちょいになります。加工済みの木製ブロックなんて高くて買えません。探してみましたが、安くても30000円程度にはなります。
まあ、そもそも買うつもりはなく、20×20mmの角材を10mm厚で輪切りにするつもりでした。それだと材料費は4000円程度ですみます。因みに接着剤は未使用の速乾木工用ボンドが倉庫から大量に発見されたのでそれを使用。ですから、こちらは特別なお金はかかりません。
問題はどうやって切るかです。ある程度正確に大量にとなると手引きの鋸じゃとてもやってられません。技術室にバンドソーがあることは知っていたので、それで切っちゃえばOKじゃんか、とお気楽に考えていたのですが……。
動くかどうか確認してみると、ネジがなくっていてブレードのガイドが固定できなかったり、そもそもそのブレードが舐めていたり欠けていたりして使える状態じゃありませんでした。ちゃんと整備しておけよ、担当者。それじゃあ丸のこ盤でもないかなと思い、学校中探してみましたがそれもなし。もう学年末なので予算がなく、3000円以上する替えブレードは購入できないし、そもそも頼んでも間に合わない……。
材料は買ってしまったのでなんとかするしかありません。隣の学校に聞いてみたらバンドソーはあるのですが、据え置き型の大型機。ちょっと借りるって訳にはいかないシロモノです。「こっちで作業してもいいよ」とおっしゃってくれたのですが、さすがにそれも悪いし行き来も大変……。
こうなったら切断用の何かを作るしかない!
そこで、手元にあったジグソーで作業できるような治具を作りました。
……ご覧になっていただければおおよその構造はおわかりいただけるかと(^_^;
「20mmの角材を厚み10mmに切ることしかできない切断機」の
爆誕であります。
…ホントにこれにしか使えません。
ただ、作ってみたら単能の治具は結構有効です。作業スピードは自体は多分バンドソーより少し速くてや丸のこ盤には劣る程度です。しかし、治具の中で部材をガッチリ保持できるようにしてあるので、ブロックの仕上がりの正確さはどちらにも勝てますよ。
まずは昨日の放課後に2時間ぐらい作業して500個以上のブロックを作ることができました。月曜日に行う最初の作業分ぐらいはこれで十分です。残りは多分あと3時間も作業をしたらできるので、暇を見つけて作ります。
まだ仕上げ(塗装、オイルステン、研磨のみ等々)の段取りを考えていませんがその辺は時間との相談になると思います。とりあえず電動サンダーは準備しておきましょう。
ホント、本務じゃないところでもよく働くなあ、俺。……というか、コウイウことの方が楽しいのでずっとやっていたかったりする。早く退職してドウデモいい工作とか模型作りとかに専念したいしたい(・∀・)
- 2022/03/05(土) 09:21:14|
- 工作
-
-
| コメント:2