前に書いた学校の文化サークル模型班でプラモデルを作り始めました。で、まず道具を持っていない。これにはいろいろと事情があるので予想はしていたのですが、詳しくは触れません。
とりあえず手元にあったカッターを渡して仮組の準備です。まずはそれぞれシャシを切り離すように指示しました。
「少しずつゲートの部分(こうは言ってませんが)を切り込んで、本体に傷つけないように切り離すんだよ。」
……
「先生、切れません。」
一人が訴えます。彼は今まで一度も作ったことがないないそうです。
最初は感覚がつかめないからねぇ、と思いつつ見ると、カッターの刃の背の方で切ろうとしている!分かります?つまり、切ろうと思って指で押すと刃が指に食い込むんですね…!一瞬血の気が引きました。幸い、本体を握っていたので怪我はしませんでしたが。
「それ使い方逆なんだよね。」
「え?あ、そうなんだ…。」
なんか、初めての模型製作というスタートラインのずっと手前から走り始める、ってところでしょうか?一般的に今の子どもは不器用だ、とか言うことではないのですが、ちょっとびっくりしました。
前途多難ですが、まあ少しでも工作や模型の楽しさを分かってもらえればいいかと。
Author:Spitfire.Mk24
プラモデルや色々な工作、工具や文具、日記等々、節操なくテキトーに書き綴っております。